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2018/04/28

船橋商工会議所で映画「きらきら眼鏡」完成記念講演会がありました!

こんにちは!

船橋商工会議所で4月20日、映画「きらきら眼鏡」の完成記念講演会が開かれました。同会議所の情報化推進委員会が主催で、制作実行委員のメンバーにより映画完成までの経緯や苦労話、制作裏話などが、約90人の聴講者の前で披露されました。

 

9月7日に「TOHOシネマズららぽーと船橋」での封切りが決定していることは皆さまご存知とは思いますが、商工会議所鈴木正副会頭から「ぜひ足を運んでください。我々の子孫が船橋はこんな街だったなと思い起こせるよう、世界に向けても作品を育ててほしいと思います」と話がありました。

 

市長からは、「きらきら眼鏡が本当に多くの皆さんの思いを集めて完成したことは、子どもたちへの大きなプレゼントになると思います。 そして、犬童監督の今の映画界への一石を投じたいという思いは、船橋発の挑戦になれたら、今回この映画に関わったすべての人、思いの集約になると思います。 きらきら眼鏡という映画は、文字通り多くの人のきらきら眼鏡になれると確信しています」とお話がありました。「単なるご当地映画ではなく、作品そのものが評価されるものになっていると思います」ともおっしゃってましたよ。

 

そして講演会に入りましたが、進行は佐藤卓朗さんと伊藤授さん。初めに来場者にチラシを手にしてもらい記念撮影が行われました。導入部分を船橋宿場町再生協議会の熊田学さんが担当。まだ結果が出ていないものに対しての講演であること、うまくいけば再講演、いかなかった場合は再講演は避けたい、といつも通りの流暢な語りで笑いをとっていました。

 

制作実行委員長である田平直さんからは、映画化プロジェクトの企画者である船橋宿場町再生協議会の説明などがありました。実直なイメージの田平さん、船橋宿場町再生協議会は船橋をもっと盛り上げたいという志を持った13人で始まったこと、この映画には年齢性別に関係なく携わってもらい、みんなの財産になるような作品にするためのお手伝いがしたいとの話がありました。

2016年9月グランドホテルでの制作発表会に始まり、2017年4月の決起会、7月にサポーター説明会、9月に市民オーディション、9月終わりのクランクイン、市役所のサポートもあり市内各所でロケ、数百人のエキストラ参加、10月のクランクアップ、署名活動が始まり署名を渡す手交式が2018年2月、4月15日には船橋アリーナのジェッツの試合ハーフタイムで船橋上映決定の報告があったことなど、一連の流れの説明もありました。わたしは決起会からの参加でしたが、もう1年になるんだなと懐かしく振り返ることができました。

 

再度熊田さんの登場で、自分たちが「覚悟」をもってこのプロジェクトに臨んでいることが話されました。そしてこの映画を「知っている人の絶対数を増やす」こと、「協力してくれる人を増やす」ことなど、そして実行委員会メンバーが100人に、メルマガ登録者数が1000人に、SNSフォロワーが5000人の規模であること、市民オーディションに800人の応募者があったこと、オーディション合格者24人が映画製作に参加したこと、エキストラは延べ人数で1200人に達し、署名数は約9000人分だったとの話がありました。

このプロジェクトはオープンであり参加型であること、無償の今活動に対して「売っていない時間」というキーワードを用い、人によって価値をどこに見い出しているかは千差万別だが、企画側として精神的になるその部分を満たしていけるよう努力していきたいとの話もありました。

 

そしていよいよ犬童一利監督の登場です。自己紹介として神奈川県で生まれ育ったこと、サラリーマンを経て映画監督になったと話がありました。もともと映画青年ではなかったこと、漫画やドラマで育ったという犬童監督がなぜ映画監督になろうと思ったのか。お恥ずかしながらわたしは初めて聞きました。とても興味深かったです。

監督自身がみんなで協力して何かを作り上げたときの感動や達成感に喜びを感じることから、行きついたのが映画だったということです。今回のプロジェクトは船橋市民63万人と一緒に作り上げた作品ですから、監督にとって、みんなで協力して何かを作っていくところの規模でいえば、最高レベルではないでしょうか。

キャストについては、無名の新人金井浩人さんを使ったこと、世界で活躍している池脇千鶴さんや安藤政信さんが出演してくれたこと、NHK朝ドラ「半分、青い。」に出演している古畑星夏さん、SNSフォロワー数が伸びている杉野遥亮さんらに触れ、「ただのご当地映画とは言わせない」と強い決意を話されていました。

そして映画上映の7日8日9日の最初の3日間で5000人導引できるが、全国の劇場への広がりを示唆するとの話です。みなさま、この映画を全国へ広め、一緒に伝説を作りませんか?制作に関われなかった方はもちろんです、映画を観ることで一役担えますよ!船橋を知ってもらい、船橋に来てもらえるような映画にし、みんなの財産にしていきましょう!

 

最後に商工会議所情報化推進委員会委員長飛田宏紀さんよりあいさつがあり、監督と実行委員会へ贈り物が手渡されました。

 

参加者の試写会はあるのかとの質問には、夏頃予定していると回答がありましたよ。

 

今回の講演会を終えて、犬童監督から「みなさん温かかった」、田平委員長から「みなさんが真剣に耳を傾けてくださりとてもうれしく感じました」、熊田さんから「犬童監督が予定時間を突き破ってトークしたため、後半めちゃくちゃ押しましたので、是非とも積極的に反省していただきたいです!」と感想をいただきました。そして最後に犬童監督から「この伝説の映画製作を一緒に作り上げ、船橋を盛り上げましょう」と話がありました。

 

お三方、実行委員の方々、お疲れさまでした!

長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

実行委員 大西 (MyFuna編集部所属)でした。